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2005年10月16日
馬鹿は風邪を引かない。
馬鹿は風邪を引かない、と申しますが、あれは、嘘です。迷信です。私が、懲りずに、また風邪を引いたのが何よりの証拠。いやあ、参りました。間がずっと開いてしまいまして、心配して下さった方もいらっしゃり、有り難いと同時に申し訳ないというか何というのか。呆気者が自業自得で引いた風邪でありますからね。心配よりは、寧ろ、罵倒の方が相応しいのではないか、と、そんな気がします。
お風呂のお湯を沸かす機械が壊れた、ということを書きましたね。十日ほども前のことですか。それで、修理に来てもらったのだけれど、部品が調達できないことにはどうにもならない、ということでありました。運悪く金曜のことでしてね。それが、いけなかったと言えばいけなかったのでありますよ。金曜に風呂に入れず、土曜にも風呂に入れず、日曜には、さすがにべたべたしてきましてね。湯屋にでも行けば良いのだけれど、近所のお風呂屋さんは、昨年、店仕舞いしてしまっており、一体、どこまで行けば他のお風呂屋さんがあるのやら、想像もつかない。それで、まあ、そんなに寒くもないから、水浴びでもしてやろうと、思った馬鹿者であります。裸になって、シャワーをちょろちょろと出してみたら、足元に跳ね返る水だけでも冷たくて、これではとても浴びるのは無理であろう、と、いくら馬鹿者と雖も、すぐに気づきました。けれども、何だかべとべとするのがどうにも気になり、手拭いを濡らして、あっちをごしごし、こっちをごしごし。多少寒いとはいえ、まあ、溜まった垢を磨り落とすのは、気持ち良いもので、震えを堪えながら一通り、全身を拭きました。はは、風呂なんざ、壊れたって、どうということもないね、濡れ手拭いで十分だよ、などと調子に乗ったのが大間違い。夕方になる前には、もう熱が出てきたようで、くらくらしてどうにもならなくなった次第。家の中をがさごそがさごそ探した結果、随分、古そうなエスタック何とかというものが出てきた。期限の切れた薬の効用や如何なるものか、と疑問に思いつつも、まあ、飲まないよりは増しだろう、てんで、それを飲んで寝ましたよ。いや、ばたんきゅうっと、ね。普段寝付きの悪い私がぐっすり眠れたのは、薬のお蔭か、それとも、それほど風邪が酷かったのか。兎にも角にも確かなことは、馬鹿も風邪を引く、ということであります。
投稿者 nasuhiko : 2005年10月16日 18:20
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