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2005年10月01日

icon昼寝の快楽


 何とも良い天気ですな。ほんわりと暖かい。気温はかなり上昇していたようだが、決して、じりじりと汗をかかせるようなものではなく、さらりとした暖かさとでも申しますかね。お陰様で、昼寝が大変気持ち良かった。ずるずると眠ってしまって、普通だったら、小一時間見当で目が覚めるところ、どうした訳か、気づいたら四時。三時間以上も眠っていたことになる。若い頃だったら、ああ、寝過ぎちゃったよ、と思ったかもしれないけれど、近頃では、そんな気遣いをすることは決してない。寧ろ、纏まった昼寝なんざ有り難いものである。極上の幸せである。結構、結構、余は満足じゃ。快適な昼寝というもの、何ものにも換え難い。そもそも時間が勿体ないなんぞと思うほど、忙しない毎日を送っている訳じゃないからね。こうして、余裕綽々で昼寝を満喫できる幸せ。こんなことが幸せだてんだから、可愛いものですな、私も。
 そう言えば、先日、寝過ぎると早死にする、ということをテレビ番組で言っておりましたな。どの番組だったか思い出せないけれど、一杯調子で漠然とテレビを眺めていた時のこと、七時間だか八時間だかの平均的な睡眠時間を取っている人が最も長生きできる、と。で、例えば、睡眠時間が四時間だとかの極端に短い人々は、勿論、長生きできにくいのだ、と。しかし、その番組が訴えたかったのは、長く寝ればいいというものではない、ということのようであった。うろ覚えだけれど、十時間眠る人は、平均的な睡眠時間の人の二倍ほども死にやすい、というような物騒なことを言うておった。私ですか。私は、そうですな、毎日、合計すれば十時間以上は寝ているでしょう。けれども、そんな脅し文句には屈せず、その後も、たっぷり眠っております。死にやすい、だなんて、曖昧な言葉で脅かそうったって、此方人等、あの世に爪先ぐらいは突っ込んじまっている身ですからね。今更、「死にやすい」なんて言われても、ちいとも怖くはない。ああ、そうですか、てなもんである。しかし、こんなにくどくどしく、怖くないを連発すると、ははあ、あのじじい、内心怖がっているのに痩せ我慢しておるのだな、と思われる方もいるかもしれないけれど、本当に怖くないのですよ。本当に怖くない。いやいや、そんなに重ねて言うのは、やはり、怪しい。じじい、貴様、怖がっておるのだろう。いやいや、拙者、決して怖がってなどござりませぬ。ああ、どう言えば信じていただけるのやら……。

投稿者 nasuhiko : 2005年10月01日 19:20

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