« 偏り | ホーム | 柿 »

2005年09月14日

icon何故だ


 朝起きると、先ずは、外を眺めますな。天気の具合を見る。次に、大抵の場合、水遣りですよ。それから、うちに入って、新聞を読んだりね、テレビを眺めたりする。気分次第では、カメラ片手に散歩に出る、と。昼が近づくと、さて、何にしようか、と思うものの、どうせ、麺類か奴か何かだから、悩むほどのことはない。稀には、外で食べたりすることもあるけれど、そんな場合も、殆どの場合、福寿庵ですからね。
 食事が済んで、昼寝をしますかね。しない日もあるけれど、大抵は、昼寝をする。本当には眠らなくても、ごろごろする。こんな日常ですか。全く、書いていて厭になりますな、あまりに何もない。まあ、何もないということが、万般、恙無く進んでおる、ということだと思えば、それはそれで結構なことですか。
 合間合間に、本を読んだり、帳面に落書きしたり、マックを弄ったりする訳である。本日も、マックをつけてみて、この、自分のところの日記を見て驚いた。昨日の分がないではないか。何たることだ。一体、どこへ行ってしまったのだろう、と頭を捻る。何故だ。何故なんだ。こいつは、近頃頻々としてやってくるスパムという攻撃の為せる業か、と、びくびくしたり。そして、紙の日記帳を眺めてみて、はっとしたのである。はっとしたのですよ。そこには、昨日、私が書きつけた文章が載っている。けれども、思い返せば、私はそれをマックの中に書き写した覚えがない。何ということか。そして、マックの中に書いていないのだから、昨日の分のブログなど、端からなかったのでありますよ。その時の私の絶望的な心持ちは、どなたにも判らんでしょうなあ。いやあ、底なし沼の汚泥に埋まってしまいたい気持ちとでも申しましょうか。ううむ、つくづく、この、自分の老化した脳みそてえものが嫌になりました。昨日なんざ、少しも忙しくない、どうってことのない一日だったのに、どういう訳だか、ブログを書くのを忘れてしまった。まあ、それはそれで良しとしましょう。けれども、本日になって、「書くのを忘れてしまった」ということすら、忘れてしまっている、という、この、何ですか……ああ、何というのか……兎にも角にも、その愚に、呆然としましたよ。忘れたことを忘れてりゃ世話ない。ああ、どうしよう。明日になって、今度は書いたことを忘れてしまって、何だい、あたしはそんなことを書いた覚えはないよ、なんて、ことになったら。何が何だか判らなくなってきた。私は誰、ここは何処、あなたは誰、お父上、只今帰りました、などなどなどと、脈略のない思考が渦巻く人間になる日もそう遠くないのではないか、と。ああ、恐ろしいことですなあ。

投稿者 nasuhiko : 2005年09月14日 18:48

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://bokenasu.net/mt/mt-tb.cgi/301

コメント

コメントしてください




保存しますか?