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2005年08月18日

icon呑み過ぎたけれど


 昨日はどろんどろんに泥酔してしまった。不思議なことに、本日は大した宿酔にはなっていないのだけれど、いやあ、呑みましたなあ。途中からさっぱり記憶がないのだけれど、それでも楽しかったという気分だけは残っている。ありがたい。
 未だ私が勤めていた時分の知り合いの方で、年に一度か二年に一度か、兎にも角にも、忘れた頃に、ご訪問下さる。その都度、何かしら、美味しいものをぶら下げてきていただいてね。はは、先方も嫌いじゃないですからね、座るとすぐに、ひとつ、傾け始める。
 暫く振りに呑む上善如水は、正しく清らかな水の如き滑らかさで、すいすいすいすい胃の腑に流れ込んでいった。硝子製の、脇の凹んだ所に氷を入れて、見た目も中味も涼しくなるという、お気に入りの徳利というのか酒器というのか、でね。猪口も青い硝子製ですよ。うちにも気の利いたものがない訳ではないのである。はは、自慢ですか。自慢するほどのものでもないんだけれどね。しかし、この組み合わせは、夏の来客時には大きに重宝するのであります。
 御持たせになるけれど……って、日比野さんが見えるときはたいていそうなんだけれど、昨日のつまみも美味かったですなあ。海胆鮑と蛸の塩辛、それに山葵青海苔と来たもんだ。何でも、能登の珍味だとかいうことである。これがどれも美味いのですよ。驚きました。ちょいと山葵青海苔があまりにも鮮やかな緑色過ぎるのが不思議な感じがしましたけれど、味は素晴らしい。どんな味を想像されますか。私は最初、どちらかというと塩っ気の強い味を想像したのだけれど、これが案に相違して、甘味が強いのであります。しかし、これが、何とも酒に合う。次は、蛸の塩辛ですよ。塩分控えめでね。烏賊好きの人はどうか知らないけれど、蛸の少しだけこりっとした感じが良いですな。そして、海胆鮑ですよ。独特の深みがあってね。また酒が進んでしまう。このつまみを順番にちょびっとずつつまんでいるうちに、気がつけば、上善如水は空いちまっていた。一人頭五合ずつですか。まあ、そのぐらいは呑んだでしょうな。考えてみれば、私は注がれてばかりだったからね、六合、あるいは、七合ぐらい呑んでしまったかもしれない。ああ、よくぞ二日酔いにならなかったものですな。酒が良かったのか、つまみがよかったのか、相手が良かったのか。孰れにしても、楽しくたっぷり呑んで、翌日も元気なんだから、言うことはない。
 上善如水は干したけれど、つまみ類は未だ冷蔵庫に入っております。ふふ、本日は、普段通りの澤乃井できゅきゅっといきますよ。

投稿者 nasuhiko : 2005年08月18日 16:52

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