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2005年08月03日
不覚続き
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何とも間抜けな話であるけれど、またしても、酷い宿酔で苦しんでおる次第。愚かである。熟、愚かなじじいであります。この世にだらだらと七十余年、酒を覚えて半世紀以上にもなるてえのに、まだ適量というものがわからないんだから、我ながら厭んなる。
何か食べなければ直りが遅いとは判っているものの、食欲が全く湧かず、昼過ぎに、インスタントの味噌汁を飲んだだけで、既に夕刻。皆さんは飲まれたことがおありかどうか判らんけれど、このインスタントの味噌汁というのも馬鹿にはできませんぞ。なかなかのものである。これに、とろろ昆布を一抓み落としてみたりすると、一段と宜しい。私は普段はともかくも、二日酔いの朝には、この出来合いの味噌汁には随分世話になっております。蕎麦の乾麺同様、買い置きが欠かせない。
二日酔いには味噌汁というのは、私にとっては定まり事みたようになっているし、同じように言う同輩も少なくない。少なくない、と断言するほど、たくさんの例を知っている訳ではないけれど、私の知人にはそのように思っている人間が多いように思える。しかし、考えてみると、お若い人はもしかしたら違うのやもしれませんな。そもそも、若い人はあまり味噌汁というものを飲まないのじゃないかね。考え過ぎだろうか。味噌汁とご飯とお新香というような食事をするのだろうかね、今時の若い人たちは。 しかし、顧みれば、我が家でもマリがいた頃には、バタ付き麺麭と珈琲の朝食というのが多かったのである。うん、そうだ。濃い珈琲てえものも宿酔の朝には悪くなかったような気がしてくるけれど、記憶があやふやである。私が苦しんでいると、マリが珈琲だけでも飲みなさい、と淹れてくれたようでもあり、味噌汁ですよ、と湯気の出たお椀を差し出してくれたようでもあり、嗚呼、何十年も連れ添った、大事な大事な家内との記憶もこんな風にもやもやしてしまうなんて、情けない。兎にも角にも、本日は、酒は控えようと思っておる次第。馬鹿につける薬というのはない、というのは本当ですなあ。
投稿者 nasuhiko : 2005年08月03日 18:04
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