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2005年07月27日

icon颱風一家


 あっさりと、颱風七号が通り過ぎた。前評判が凄かっただけに、少々拍子抜けするような気がする程である。それなりの雨、それなりの風があったけれど、正に「それなり」という程度で、大事とは程遠い。セニョール・ハバネロが猛烈な雨と風で、倒されたり、折られたり、吹き飛ばされたりしはしまいかと大きに心配したのだけれど、今朝方、水遣りがてら、ぼんやりと眺めた限り、無事のようであり、一安心したぽんこつじじいである。
 ところが、昼になって、小庭に出て、今度は仔細に眺めてみたのだが、何たることか、花の半分程がぽっきりと茎の部分から千切れて地面に落ちてしまっている。暫し呆然としたけれど、物は考えようである。何と少ない被害で済んだことか、と喜ぶべきでありましょうな。何しろ、大型颱風が通過したのであるからして。昨晩の段階では、根元からすっぽり折れて、どこかに飛んでいってしまうのではないか、と心配していたのですからね。それを思えば、あなた、花が半分落ちたって、呵々大笑して太っ腹に受け止めるべきではないか、と、そう思い込むことにしますよ。くよくよしても仕方がない、と。はあ。

 颱風一過。空が限りなく青く広く、素晴らしい天気である。少し見上げていたら、くらくらしてくる程であります。そう言えば、マリは、「颱風一過」を「颱風一家」と勘違いしていましたな。そんなことを思い出す。可愛らしい勘違いじゃありませんか。亡くなった女房の思い出で惚気るなんざ、実に莫迦なじじいである。彼女は書き言葉は余り得意ではなかったからね。そもそも「颱風一過」なんて、頻繁に出てくる言葉じゃないしね。知らなくたって困りゃしない。それに、考えてみれば、外国人ならずとも、「颱風一家」と勘違いしている人がいないとは限らないのではないかしら。お若い人にはそういう人だっていそうじゃないかね。まあ、どうでも良いことだけれど。

 夕暮れも近い。そろそろセニョちゃんの無事を祝って一杯いこうと思うけれど、マリの「颱風一家」の話を思い出したのも何かの縁、暫く振りにワインにしますかね。赤にしようか白にしようか。

投稿者 nasuhiko : 2005年07月27日 17:25

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