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2005年07月26日

icon颱風七号


 颱風がどんどんどんどん近づいてくる。テレビで天気予報を眺めていると、真っ直ぐ東京に向かってくるように思える。地震に続いて颱風だなんて、何とも慌ただしいことである。尤も、颱風てえものは、夏から秋に掛けての、言ってみれば、季節ものだからね。来なきゃ来ないで、何だか物足りないような気がするやもしれぬ。しかし、こんなことを言っていられるのも、大きな被害に遭ったことがないからですな。颱風というものは、家を壊したり、橋を壊したり、農作物を目茶苦茶にしたり、人の命を奪ったりする恐ろしいものなのである。この老い耄れは、颱風で本当に酷い目には遭ったことがないもので、少々甘く考えている節がある。自分で言うのも何だけれどね。
 雨が降ると、水遣りの心配が要らないてえのが有り難いと言えば有り難いのだけれど、こう風が強いと、今度はセニョール・ハバネロが倒れてしまいやしないかと気掛かりで、雨の中、度々小庭に出てみる始末。今のところ、大丈夫のようだけれど、今晩辺りどうなってしまうのだろうと思うと、今から心配で心配で仕方がない。
 まあ、でも、ですよ。ぐずぐずと思い煩っていても埒が明かないのである。自然界の生き物が自然の猛威と対峙するのであるからして、人間のようなものがあれこれと考えてみたところで、どうにもなるものではない。天に任せるしかないではないか。そんな気になってきて、天に任せたとなれば、此方人等は、身を浄めるぐらいしかできることはない。早速、澤乃井をきゅうっと、ね。こうやって、酒で身を清めるってのは良いね。浄め序でに塩を舐めて、と。ふふ、美味いね、どうも。
 セニョちゃんの身は案じられはするものの、颱風てえのは、何となく、わくわくさせるようなところがありませんか。正直な心を吐露すれば、小さい頃から、颱風がやってくると何となく興奮してしまうのであります。溢れそうな川を覘きに行って、こっ酷く叱られたりしたことを思い出す。颱風で痛い目を見たことがないから、こんな暢気なことを思ったり、言ったりしていられるのであって、酔っ払った老い耄れの戯言とはいえ、不謹慎に過ぎますな。今日のところはもう筆を擱くが良さそうである。

投稿者 nasuhiko : 2005年07月26日 16:17

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