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2005年05月28日
ハバネロ14
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ハバネロ仲間……こんな呼び方をして宜しいのか……と、ああでもない、こうでもない、と、虫喰い問題について話し合った。私と田村師匠は「絶対とは言わないけれど殺生にはかなり反対」派。円嬢は「私には聞かないで」派。大師匠は「君たちに任せる」派」。そういうことなので、何とか殺生からより遠い方法で対策を取ろうという姿勢が明確になったのである。こんな書き方をすると、ちゃんとした会議染みて響くかもしれないけれど、なあに、実際には、わいわいと、雑に世間話をしただけである。昨夕のことだ。
本日、田村師匠がやたらに大きなビニール袋を抱えて御来訪。何かと思えば、二十八リットルの土であるという。土というのはリットルで数えるものだとは知らなんだ。孰れにしても、御苦労なことである。若いとはいえ、如何にも華奢な、如何にも非力な青年には大変な大荷物であったことでありましょう。その土が何かというと何でも栄養たっぷりのものだという。そう言えば、そんなものがありますな。商店街の花屋でも液体の栄養剤みたようなものだとか土だとか何だとか、その手の代物を売っている。今まで、買おうと思ったこともないし、実際、マリの遺した庭を放置するに忍びなく、ぼんやりと雑草を毟ったりしているだけだった訳で、積極的に何をどう育てるなどと考えたこともなかったので、必要性を感じたこともなかった。
「茄子彦さんもぼくも殺生には反対じゃないですか。だったら、どうするのがいいのかなって考えて、虫にかじられたって、それ以上に栄養があればいい、なんて思ったもので」と仰る。成程、発想の転換ですな。虫退治より、虫に喰われた分以上に余りある栄養を与えようということでありますか。
早速、二人で作業を開始する。尤も、「二人で」と言ったって、私こそ栄養分をもらった方が良さそうな、今にも倒れそうな枯れ枝じじいである。如何程の役にも立ちゃしない。ちっちゃなスコップを抱えてのろのろと右往左往するばかり。セニョールの周囲にぐるりと溝を掘り、そこに栄養の土をばっさばっさと撒いて、溝の内外をちょちょいと掻き混ぜる、というような具合。その土は、色々な種類の土を混ぜてあるのですな。色が雑多である。大した時間もかからずに仕事を終えて、乾杯ですよ。結局、私は何をしたという訳でもないので、今でも、元気がたっぷり残っておるけれど、二十八リットルを担いできただけで力尽きかけていた師匠は、腰が痛いと仰り、浮かない顔。まあ、けれども、呑んでいるうちにすっかり元気になりましたけれどね。正に、酒は万病の薬ってね。
投稿者 nasuhiko : 2005年05月28日 18:53
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