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2005年04月06日
のんびりと振り返る2
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目が覚めると、もうどろんどろんになっていた。何時だかわからないけれども、日は出ている。兎に角、熱っぽい。尋常ならざる熱っぽさである。元々もやもやしている思考が益々ぼやけて何が何だかわからない。兎に角、肩口の辺りを中心に猛烈な悪寒に襲われ続ける。咽喉もが痛い。目が乾く。何をする気も起きないし、何をすれば良いのかもわからない。辛うじて、厠まで這い蹲って用を足す。ついでに、水を飲む。水をごくりと飲む度に咽喉が痛い。痛いけれども、どうにも水を欲する本能がある。そして、また床に就く。床に就く、というような風ではない。実態は、倒れ込む、という有り様。
次に、目が覚めたのは夕刻近くだろうか。未だ日は残っている。相変わらず、悪寒が酷い。咽喉も痛い。腰も痛い。膝も痛い。頭まで痛くなってきた。水を飲む。考えがあちらこちらにぶわぶわして纏まらないのは相変わらず。けれども、兎にも角にも、薬箱まで這っていき、漁ったところ、パブロンエースを発見し、服用する。その前に、何かを食さねば、と思い、冷蔵庫を開けたのだけれど、吹き出る冷気が恐ろしく感ぜられ、結句、何も喰わずに、薬を飲む。眠くなる成分が入っていたのだろうか。次に気付いた時には、深更。猶も、悪寒は続いている。痛いとか重苦しいというよりも、訳が判らない精神状態に陥り、呑み過ぎの状態に似ていると言えなくもないようで、ぼやんぼやんとして、心が定まらぬ。目を閉じると、いつかのように鮮やかな色が目紛しく飛び交うのかというと、今回は違う。目を閉じると、森の中から覗き見る海岸の景色。ジャングルのような、濃緑の木々の間から、白茶けたような砂浜が見える。目を開くと荒屋のおんぼろ部屋。また目を閉じると海岸。何なのだろうか、これは。しかも、じっと見ていると、どこか懐かしいような気がしてくる。けれども、一度も、こんなところに行ったことはない。目を開けたり閉じたりを繰り返しながら、ここはどこだろう、と思い巡らす。いやいや、そんなことをしている場合ではない、と、起き出して、冷蔵庫を漁る。とっとと喰えそうなものは鈴廣の蒲鉾のみ。二切れ齧って、薬を飲む。水をがぶ飲みする。あまりに急いているので、口の端から滴り落ちた水が、咽喉を伝って、胸に入り込む。冷たいが、気持ち良い。一頻り呆然としてから、床に就く。すぐに眠りに落ちた。
投稿者 nasuhiko : 2005年04月06日 18:49
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