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2005年04月04日
猛烈に消耗した
未だ完治とは程遠いものの、少しずつ日常生活に戻っていこうとしている老耄である。人々よ、インフルエンザを侮る勿れ。実に恐ろしいものなのであります。若先生によれば、高齢者には命を落とす人さえいる、という。老体ながらも私は何とか持ち堪えたけれど、テレビのニュースでは、ローマ法王もインフルエンザが引鉄となって……と伝えていた。私如きの冴えない者の命と比較するのは恐れ多いけれど、病や死はどのような立派な人の上にも、私のような訳のわからない呆けた者の上にも、平等に訪れるのであるなあ、と思われ、些か神妙な気持ちにならざるを得ず。御冥福をお祈りする。尤も、無宗教を自任する私の出る幕ではないのだろうか。いやいや、死を悼む気持ちに宗教は関係ない。心から、お祈り申し上げる。
年末には並の風邪に倒れ、今回はインフルエンザに倒れる。基礎体力というのが足りないのでしょうな。脳みそだけでなく、肉体も着々と老化しておるのである。当たり前だ。ちび猫捜索のために、近所を薄着でうろついたのがいけなかったことは明白である。酔っ払って勢いがついていたもので、上着を羽織りもせずに、下駄履きでよろよろ路地を歩き回ったのがいけなかったのだ。全く以て、あの宇宙人の顔をした猫には振り回されっ放しのこんこんちきである。
若先生曰く、高熱が続いて、思っている以上に猛烈に体力を消費していますから、呉々も今暫く、大人しくしていて下さいよ、とのこと。老いては子に従え、という諺がある。若先生が私の子供であるわけではないけれど、老い耄れは若い人の言葉に従うことにして、今日のところは、これぐらいにして、のんびりだらだらすることに致しましょう。
投稿者 nasuhiko : 2005年04月04日 17:53
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