2005年02月15日
若者よ
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天気が良いのに、今一つ、調子が上がらず、だらだらずるずると、茶を飲みながら、チャンネルをがしゃがしゃがしゃがしゃ切り替えていた。もっとも、今時のチャンネルは、リモコンで遠く離れ、音もなく。ありがたいような、でも、少々物足りない気がしなくもない。老人の懐古趣味か。厭だねえ。
午前中の番組のあれこれを眺め、昼に笊を一枚やっつけて、午後の番組のあれこれ。笊をやっつけるに当たって、澤乃井を持ち出す。好い気なもんだ。それにしても、平日の昼間の番組てえものは、私のような引退後の老耄じじばば以外に、誰が見るのだろう。主婦のみなさん、冬休みの学生さん、引き籠もりの諸君、といったところが主立ったところだろうか。この時間帯の主力、ワイドショーというもの、ワイドと称されるだけあって、取り扱う話題は中々に幅が広い。やれ芸能、やれスポーツ、やれ犯罪、やれ政治、やれ料理、やれファッション、何でもござれ。中でも近頃は政治の話題が多うござんすな。つまり、それだけ、国民の関心が集まっているってことなのだろう。誰に聞いたって、今の日本はいつにも況して不景気でいつにも況して物騒なわけで、政治家諸君よ何とかしてくれよ、と思うのは当然と言えば当然のことであろう。そもそも、その為にいるのだろうよ、と。ところが、どうしたわけか、彼らはなかなか庶民の期待に応えてくれない。寧ろ、心情を逆撫でするようなことを仕出かすことが多々ある。何とも不思議な話ではないか。
ここに来て、じわじわと世の中がきな臭くなってきたとお感じの方も少なくないだろう。まさか、行き成り戦争が始まるということもあるまいけれど、一歩ずつ一歩ずつ、恐ろしい方向へ押し出されているような気がしてならない。戦争の悲惨さ、若い人たちは本当に理解しているのだろうか。心配になりますな。政治家の若返りは結構だけれど、日本という船を危なっかしい方向へ向けている連中は、戦争がどんなに恐ろしいものかわかっているのだろうか、と非常に不安である。終戦時、小泉くんは三歳。戦争の何たるかを理解できるような年齢ではなかった。安倍くんや石破くんなんざ、まだ生まれてもいないわけで、知る由もないのか。しかし、彼らの親はたっぷりと戦争というものを味わったはずである。ならば、息子たちに、二度とこのようなことが起こらないようにしなければいけない、と強く語り継がなかったのだろうか。そんなことがあるとしたら、親の顔が見たい。あ、親の顔、見たことがあるな。それにしても、三人とも二世議員だとは……。
若者よ、戦争は恐ろしい。若者よ、戦争は悲惨だ。若者よ、若者よ、自分の命も他人の命も軽んじてはなりませぬぞ。
投稿者 nasuhiko : 2005年02月15日 17:45
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