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2005年01月25日
デジタルカメラの01
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写真なんてものは、ちょいとしたスナップが撮れれば何でもいい。それ以上のものは、プロフェッショナルか、カメラが何よりの趣味という、裕福な、あるいは、機械好きな方々に任せておけばいい、そんな風に思っていたものですよ。そう言えば、高部なんぞは高校時分からラジオや写真機に凝ってましたなあ。彼の場合、凝っているだけでなく、趣味が嵩じて雑誌に原稿を書いたり、終いには、小さい会社を作って何だかんだやっておりました。学校に背広着て来てましたね。うちが貧乏で制服買う金がないから親父のお古を着てんだ、なんてことを言ってましたが、本当のところはどうだったのか。気取り屋だったからねえ。しかも、勉強している風でもないのにいつも一番取ってて、そのまま東大行っちまった。根っから頭が良かったんでしょうね。もっとも、その代わりってのも何だけれど、運動や腕っ節はからっきしでしたけれどね。返す返すも惜しい人物を亡くしました。
文明の進歩というのは恐ろしいもので、素人でも気軽に、しかも、簡単に撮れるカメラが出てきたかと思えば、そうこうするうちに、使い捨てのカメラなんてものが出たてんで、随分、驚いたことを思い出します。写真機てえものは高級品だとばかり思っていたが、使い捨て、とはねえ、と。
そうこうしているうちに、今じゃデジタルカメラ全盛の御時世と相成ったわけです。私の如き老耄は、しかも、写真なんぞに興味のなかった男ですから、デジタルカメラなんて言われても、彼岸のことでございましょう、てなもんでしかなかった。全然興味がありませんでした。ところが、この老耄日記ブログを始めるところから、世界が一変しました。我が家に白いコンピューターが来てねえ。へへ。木造の荒家に白い小粋なコンピューターですぞ。しかも、その前に坐っているのは、こんな干涸びた鰯のようなじじいなのであります。違和感を絵に描いたらこんな具合てなものです。猫に小判、豚に真珠、の体で、爺にマックってなもの。こいつが素晴らしい機械だったのですなあ。そして、素晴らしい機会でもあったわけです、と洒落にもならない洒落を言ってみたりして、今日は随分、躁の側に振れていますけれどね。まあ、これは、例によって、昼間から澤乃井をやっつけているからでして、ひとつ、まあ、あなた、そこのところは御免蒙ります。
田村師匠に選んでいただいた、今や自慢の青いデジタルカメラで写真をどんどん撮って、どんどん撮って撮って、撮りまくりのこんこんちき。そして、コンピューターにコードを差し込めば、あとはあれこれ自動的にやってくれる。凄いね、どうも。大したもんだよ、世の中の進歩てえものは。いやいや、だが、そうは言っても、いくらマックが進化したところで、澤乃井には化けられめえ、てんだ。はは。
呑みぬれば 色に出でにけり 我が酔いは
歩けますかと 人の問うまで
どうにもばかだね、おれてえやつは。
投稿者 nasuhiko : 2005年01月25日 17:43
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