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2004年12月27日
日和見の忘年会
数少ない、というより、今年唯一の、忘年会に出席した。本日は、常連客のみの内々の会ということで、一般のお客さんはいない。馴染みの顔が並んでいる。もっとも、馴染みといったって、全員と親しいわけではない。当たり前だ。それとなく目礼したり、たまさか時候の挨拶を交わしたり、日本の愚劣でお粗末な政治に不満を漏らし合ったり、という程度の付き合いの人が、私にとっては殆どである。つまり、女将を介して、お互いに何とはなしの知り合いとなっている、まさに顔見知りとでもいうような。道端で昼日中に出会すと、何と挨拶するべきか戸惑うような関係とでもいうべきか。勿論、中には、田村師匠や是田大師匠のように、懇意にしていただいている人々もいるけれど、社交的とは程遠い私の如き老人には、長年通っていてもそれほど多くの知人ができるものではないし、そもそも、そういう目的で通ってきているわけではない。
私が、ブログというものを始めたということは、『日和見』の常連客の間にはすっかり知れ渡っているようである。ここで酔っぱらっていた席上でのやり取りを発端にして、おむすびころりんころころころりんというような具合に転がり転がされ、あれよあれよという間に今日に至ってしまったのである。女将や田村師匠に乗せられてしまった、という感が無きにしもあらずだが、時によっては些か負担に感ずることがあるにせよ、気づいてみれば、それなりに打ち込んでいる私がいる。そう長くはない残りの人生において、何というのか、兎にも角にも、私というものが在る場となっていて、今では我が生活の確かな一面となっていることは間違いない。
この店の忘年会に参加するのは何度目になるのか、記憶定かではない。今年は今までとは様子が少し違った。顔を見知っているだけという人々が、「たまに読んでますよ」「今日のことも書くんでしょうね」などなどと声をかけて下さった。嬉しさ半分、照れ臭さ半分、どぎまぎあたふたして満足にご返答申し上げられなかった御無礼の段、平に御容赦のほどを。
投稿者 nasuhiko : 2004年12月27日 10:42
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