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2004年12月17日
男の料理08
コチュジャンに大満足、わかめスープにほぼ満足している私である。本日は、冬におすすめですと書かれている、大根の炒めナムルなるものに挑戦した。毎度お馴染み『作ってみたい・韓国料理の本』の十六頁。買ってくる必要があるのは大根だけで、残りのものは全て間に合っている。と思ったのだが、料理し始めてから、我が家には薄口醤油がないことに気づいた。まあ、色が濃くなったとしても美味ければそれで良い。濃口醤油のまま続行である。
どの工程も特に難しいということはないのだけれど、最初の、大根を斜め薄切りにして千切りにする、というところに引っかかる。最終的に千切りにするのであれば、その家庭で斜め薄切りであろうが、通常の輪切りの薄切りであろうと、変わりがないように思うのだが、それは素人考えというものなのか。特別な解説がなされていないということは、もしかすると、これは料理界では常識の部類なのだろうか、と訝しむ。そうは言っても、ここで立ち止まっていては埒が明かない。この疑問は、誰か詳しい人に預けるとして、料理を続けた。わずか二十分ほどで完成したのだが、これがなかなかに美味い。私としては、少しく甘味と辛味が加わるとより一層美味くなるのではないかとも思うけれど、このくど過ぎない味は、酒を美味く呑ませるための秘訣かもしれないと思い至る。それにしても、大蒜とごまとごま油の香りが絶妙で、食欲を誘いますなあ。香りこそが韓国料理の神髄なのやもしれませぬ。
なかなかのできに満足して、折角だから、と、田村師匠に電話してお誘い申し上げたが、本日はライヴハウスにて何かの活動がある、とのことで辞退されてしまった。誰かに食べさせたい、と思うあまり、『日和見』に持参する。
「どうです、私が作ったのですよ」
「あら、おいしいわね」にこりと即答する女将。それには営業用の微笑みが含まれていたのか否か。それは私には判らないし、一流の客というのはそういうことを判ろうとしてはいけないものである。素直に喜ぼうではないか。
投稿者 nasuhiko : 2004年12月17日 09:13
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