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2004年11月13日
さてさて
コンピュータのことなぞ何もわからぬ。インターネットのことも何もわからぬ。けれども、同窓会での白島のばか笑いのおかげで、私の、じじいならではの負けん気とも言えるようなものに、しょぼくれた灯がともったようである。
「この間のね、あれだね、インターネットの日記というものをやってみようかな、という気になってきましたよ」と報告すると「それはよござんしたね」と、お酌する手も軽やかに相槌を打つおかみ。「ほら、ぼけの防止にもなりますから」
こういうことを言って、人のやる気に水を差す。これだから、女てえものは嫌なんですよ。「ぼくはぼけなんか気にしていませんよ。寧ろ、早くやってきてもらいたいと思っているぐらいです」「あらあら、そんな、へそをお曲げにならずに、もう一杯」
「まずはコンピュータを買ったりせねばなりませんね。それから、何だかんだと設定も必要です。日記を書くには日記帳もいりますよ」田村くんである。「何しろ、ぼくは何もわからんのです。どうしたらよいのだろう」「そのあたりのことはぼくに任せてください。手慣れたものですから」「では、申し訳ないけれど、君も人を焚き付けた一人なんだから、よろしくお願いします」
そんな具合で、雑事を田村くんにあずけてしまったら、すっかり気が楽になる。秋の夜、日本酒が清らかに五臓に染み渡り。
投稿者 nasuhiko : 2004年11月13日 00:00
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