2004年11月14日
かけだし
用意してもらったコンピュータの使い方を教わる。想像していたほどには煩雑ではない。そんな感想を漏らしたところ、田村くん曰く「一見、なんてこてとないように見えるのがマックの良いところなんです。目に見えないところで機械が頑張ってくれているからこそ、人間が楽をできるわけですね。これこそが本来のコンピュータの役目ですから」
しかし、彼の説明に即座に首肯できるほど、私は楽をできているとは思えない。兎にも角にも、師匠の言葉をきちんきちんとノートに書き留めてゆく。
一、スイッチを押す。パーンという音がするので、そのまま暫く待つ。
二、画面に猫が出てきたら、操作を始めても良い。
三、画面の下の切手のマークを押すとメールのソフトが出てくる。
四、画面の下の羅針盤のマークを押すとインターネットのソフトが出てくる。
これがノートの書き出しである。今ではこれぐらいのことに困ることはない。コンピュータとかインターネットという言葉には、何とはなしに高圧的な響きがあり、駆け出し時代の私は、ひとつひとつの操作に随分びくびくしたものであった。機械嫌いの、相当に時代遅れのじじいなのだから、仕方がないことではある。
お若いので田村くんと気軽に声をかけてきていたが、今後は田村師匠と呼ばせていただこう。この歳になって、また新しい師匠を持てるとは幸甚の至り。これも、私の日頃の行いが良いおかげだろうか。ばかも休み休み言い給え。
投稿者 nasuhiko : 2004年11月14日 00:00
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